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うたらば

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2009年11月26日 (木)

うたのわ11/25いびつなる。。

いびつなるものを抱えるかなしみはほどけきれない夢の結び目

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3連休のお出かけついでに短歌関係の本を数冊買いました。
角川文庫「短歌はじめました」~これは前からほしかった本なので嬉しかった。読んでいて楽しい一冊。あと半分ぐらいかな。
新潮新書「考える短歌」~俵万智さんの解説がわかりやすい。基本的なことが押さえられている感じ。読了しました。
現代詩文庫「塚本邦雄歌集」~はじめて買った歌集。衝動買いなのですが妙に心をひかれてしまって。読むのはこれから。

近所の書店にはほとんど置いていないので出かけるとつい短歌の本を探したくなります。
大きい書店でも歌集は少ないんですよね。
私も去年までは全然見向きもしなかったんだけれど。。。ね。

2009年10月16日 (金)

うたのわ10/15

憐憫と言わずにきみは愛と言う溺れるものを救わぬままに

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先週、穂村弘対談集「どうして書くの?」という本を借りました。
その中に一青窈さんとの対談があって「ハナミズキ」の歌詞が載っていたのですが、改めて読んで、本当に良い詩だと思った。。
ノアの箱舟のような船の前に恋人といる時に「あと一人しか乗れません」と言われ「私と彼氏はいいから他の人を乗せてください」と答えている状況を思い浮かべて作ったのだそうです。
でも、そういった背景は何も知らなくても、まっすぐ心に響くもののある詩だと思います。
あと「もらい泣き」も載っていたけれど、これもなかなかすごい詩だったのですね。
どちらも好きだなぁと思いました。。

2009年8月12日 (水)

折々のうた・その2

とりかえしつかないことの第一歩 名付ければその名になるおまえ
我が腕に溺れるようにもがきおり寝かすとは子を沈めることか      
                                 俵 万智

つねに何処かに火の匂ひするこの星に水打つごときこほろぎの声     
                                 斎藤 史

傷つけたことよりずっとゆるされていたことつらく椿は立てり
ヘブンリーブルー咲きつぎ知らぬまにひと傷つけてわれの谷底      
                                 江戸 雪

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ほんの少しですが心に残った歌を書きとめておきました。
「精選 折々のうた」次は上巻も読みたいと思っていたら中巻もあるみたいです。
今度図書館に行ったら探してみようと思います。

2009年8月11日 (火)

折々のうた

今週は大岡信著「精選 折々のうた 下~日本の心、詩歌の宴」という本を読んでいます。
これは過去に朝日新聞に連載していた記事をまとめたもので、短歌や俳句に五行程度の解説がつけられています。
その中に少し考えさせられる内容がありました。

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○水鳥の沈みて沼の重くなる     斉藤慎爾

水鳥が沈んだから、物理的に「沼が重くなる」わけではない。心理の出来事にすぎない。それが第三者にも納得できるなら、句は成功したわけで、この場合はうまくいっている。ただ事実の裏付けが希薄だから、いつも読者の共感を得られるとは限らない。さりとて事実べったりで共感を得るのはますます困難。では、たとえば右の句(上の句)はどこで納得できるのか。これ、大問題なんですね。

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・・・これは短歌にも通じることですよね。
たしかに普通とは違う視点から斬新な表現で詠みたいという思いはあるのですが、行き過ぎるとリアリティに欠けてしまう気もするし、難しいです。
でも上の水鳥の句の表現は良いなと思います。

2009年8月 6日 (木)

短歌をよむ・その2

「短歌をよむ」を読み終えました。
その中で心に残った文章をいくつか挙げてみます。

○短歌にするということは、非常に主観的な感情を、一度客観の網にくぐらせるということである。主人公の自分を見つめるもう一人の自分がいなくては、定型にしあげることはできないだろう。

○歌をつくりはじめたころというのは、歌にしたいという何かが心のなかにあるのだけれど、なかなかそれを言い表す言葉が見つけられない。見つけられずにもがく。三十一文字という形式にも慣れず、じたばたする。このもがいたり、じたばたしたりすることが、意外と大切なのだろう。

○ところが次第に慣れてくると、適当なところで、すっと言葉が見つかったり、ほどほどのところでさっと三十一文字にまとまったりするようになる。違う違うこの言葉じゃない、もっともっと心に近いものを、というしつこさを発揮するまえに、カタチになってしまいがちなのだ。

○結局は生きたぶんの重みが、短歌を支えるものとなる。ならば懸命に歌いつづけようとすることは、懸命に生きようとすることだ。深く歌おうとすることは、深く生きようとする願いを持ちつづけることだ。

平易で読みやすい文章でしたが考えさせられることも多々ありました。
折々に読み返してみたいと思います。

2009年8月 5日 (水)

短歌をよむ

近所の書店で偶然に見かけた岩波新書「短歌をよむ」(俵万智著)を買ってきました。
「短歌パラダイス」より更に古い1993年に書かれた本で「短歌を読む」「短歌を詠む」「短歌を考える」の三部構成になっています。
その中に俵さんが「心の花」に歌を送り選を受けていた頃に気をつけていたというチェックポイントが載っていました。

○心の揺れがあるか
○比喩が安易でないか
○言い古された表現ではないか
○背伸びして難しい言葉を使っていないか
○感動のモトがちゃんと伝わっているか(嬉しい、を百回くりかえしても、なぜ嬉しいのかは伝わらない
○リズムがぎくしゃくしていないか
○もっとクローズアップできないか。あるいはもう少し距離をおいたほうがよくないか
○自分らしくない言葉遣いをしていないか
○隠していることはないか
○カッコつけてないか

これを全部クリアするのは大変な気もしますが、大事なことがたくさん含まれていると思います。

2009年7月30日 (木)

角川短歌11月号

古書店に角川短歌11月号があったので購入しました。
実はこの本、以前に図書館で借りたことがあって、とても面白かったのです。
第54回角川短歌賞の選考座談会が興味深いのです。
そこからは普段あまり知ることのない歌人の視点のようなものが感じられて勉強になります。
以前の「短歌パラダイス」もそうでしたが歌人の討論というのは読んでいて飽きません。
そしてもちろん、かなり力を出し切って詠まれているであろう受賞作や次席、佳作などの作品には読み応えがあります。
これからも何回も読み返す事になりそうです。
(今週は「テンペスト」上下巻も読まなければ。。。)

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古書店で十月おくれの歌誌を買い歌人の議論を飽きず眺める

2009年7月18日 (土)

図書館に行ってきました

今日は図書館で本を借りてきました。
角川「短歌」5月号、6月号、岩波新書「短歌の世界」岡井隆著です。
5月号の特集「作歌上の危険な勘違い」(!!)と6月号の吟行会(俵万智さん、一青窈さん、穂村弘さん)の記事が興味深いです。
それでは2週間かけてゆっくり読んでみます。

2009年7月11日 (土)

古書店にて

昨日古書店(チェーン店の大きいお店)に行った時ふと思いついて歌集のコーナーを見てみました。普段は主に小説ぐらいしか見ないのですが、そういえば歌集ってあるのかしらと思ったのです。
そうしたら105円のコーナーに何冊も並んでいました。名前を知らない方の本ばかりで時間もなくて中は見なかったのですが。唯一知っていた穂村弘さんの歌集だけは手にとってみましたが状態があまり良くなかったので購入はしませんでした。時間があれば他の本もちょっと見てみたかったな。
それにしても心をこめて出したであろう歌集が105円になって並べられているのは切ないものです。
考えてみると普通の書店にあまり歌集は置かれていないですね。

2009年7月 8日 (水)

短歌パラダイス

最近では図書館で短歌関係の本を借りる事が多くなりました。
角川の短歌雑誌と入門書などです。
斜め読みしちゃう部分も多いのですが~…。一応勉強中。pen

そんな中で今回借りた本は本当に面白かった。
岩波新書の小林恭二著「短歌パラダイスー歌合二十四番勝負ー」です。
1997年に発行された本なので今から12年前になります。
今はまさに第一線で活躍されている歌人の方々が歌合で勝負する様子がリアルです。
しかも楽しい!
不勉強で存じ上げない方もいるのですが間違いなく錚々たる顔ぶれ。
お名前だけ記しておくと(順不同敬称略)

岡井隆、奥村晃作、三枝昂之、河野裕子、小池光、永田和宏、道浦母都子、大滝和子、加藤治郎、水原紫苑、田中槐、荻原裕幸、俵万智、穂村弘,、紀野恵、杉山美紀、吉川宏志、梅内美華子、井辻朱美、東直子

書店で見かけたら買ってみようと思います。shine