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2018年4月 6日 (金)

2月号の歌

心には深い海があるという声が遠く聞こえる瞑想のレッスン

コンビニが消えて生まれるこの町にダーウィニズムのごとき風吹く

尖りある酸味の赤がくちびるを濡らす夜です月は見えない

ひとりだとふと思う時ときしんしんと深くなりゆく秋の蒼天

泣くことは恥ずかしいと言う六歳がふわりと母のスカートに添う

物語の終わりのように零時には床につくから明日をください

朝に流すポットのお湯のあたたかさ今日は誰にも会わなくていい

(塔2018年2月号掲載歌・江戸雪さん選)

☆゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・

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