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2018年3月

2018年3月20日 (火)

1月号の歌

踊らせてほしい日もある踊りたい日もある風が秋に変わった

かすかなる焦燥感が日々にありちりりと痛む足裏である

光るにはまだ至らない原石の時に未来を超えるまたたき

ももいろの耳かたむけて母猫は時折容赦なき眼を向ける

めざめては身巡りの水を縦にする樹に学びたいとふと思いつつ

空き部屋を子の名のままに呼ぶことのためらいもなく五年過ぎゆく

(塔2018年1月号掲載歌・永田和宏さん選)

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月刊うたらば3月号「再」

消えてゆく音をとどめるすべを得て人は昔の声に恋する

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月刊うたらばテーマ「再」に採用していただきました。

NHK俳句3月号

水墨に閉ぢこめられて霜の鶴

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兼題「凍鶴」で夏井いつきさんに佳作に選んでいただきました。

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