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2018年1月13日 (土)

11月号の歌

せみしぐれ小暗い森に響くほどひんやりとする夏の身体は

指二本でひろげる君の表情が笑顔とわかる向日葵畑

旅に出た君がふらりと寄りそうで覗いてみたい猫の集会

熱あてて熱こもらせる夏の髪ゆびでといても縺れるばかり

突き上げた指揮者のてのひらの中に最後の音が吸われて消える

会計学を学んだ日々は遠くなり笊目のあらい家計簿つける

三等星までと言わずに見せてほしい身体が浮かぶほどの夜空を

(塔2017年11月号掲載歌・小林幸子さん選)

☆゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・

9月号5首目の歌を選歌欄評で取り上げていただきました。(沼尻つた子さん)

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