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2017年12月 8日 (金)

10月号の歌

ゆびさきにむせるみどりの濃きにおい初夏のトマトの茎にふれれば

朝八時アメリカ国歌と君が代がつづけて流れくる基地の町

一日分の野菜のカレーを食べながらまだ終わらない今日のいちにち

霜月に生まれたことの寂しさでひかれあったのだとしても恋

検索窓に「会」と入れれば「会社辞めたい」の言葉が二番目に出る

炭酸のはじける方へ呼ばれたい夏には夏の名で呼ばれたい

言い分と言い訳の間のかすかなるゆらぎ明日は晴れるでしょうか

(塔2017年10月号掲載歌・新樹集・吉川宏志さん選)
(作品2・前田康子さん選)

☆゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・

久しぶりに新樹集に載せていただきました。

2首目。長く暮らしているわりには最近になって気づいたのでした。
ベランダで洗濯物を干していたりするとよく分かります。

8月号2首目の歌を選歌欄評で取り上げていただきました。(斎藤弘子さん)

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