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うたらば

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2017年3月

2017年3月 2日 (木)

1月号の歌

函館の町にカラスとカモメ飛びさびしい色と気づいてしまう

長万部、洞爺、室蘭、地名のみ知る駅が行く車窓のむこう

手裏剣と思って避けたひとことが遠ざかるほど鮮やかになる

銀木犀をヒトのあなたと見にゆけば百三十年の樹齢は奇跡

ささやかにはしゃいだ後のはにかみのように漂う花の香がある

どちらかがこの世に残されることのたしかさを思う火を緩めつつ

(塔2017年1月号掲載歌・小林幸子さん選)

☆゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・

1首目2首目は昨年9月に北海道に行ったときの歌です。
旅先で短歌や俳句をつくろう!といつも思うのに全然できません。
(そう思っていたこと自体をすぐに忘れる)
たぶん吟行が苦手なタイプなんだと思います。

11月号1首目の歌を選歌欄評で取り上げていただきました。(永久保英敏さん)

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