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うたらば

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2016年2月

2016年2月24日 (水)

1月号の歌

速報で訃報届けばすみやかに死の項目がつくウィキペディア

誰にでもやさしい人のやさしさが深まる秋の木の実を冷やす

針葉樹たったひとりでたつことの救いをいつか教えてほしい

真昼間の谷中銀座を抜けてゆく猫おいかけて猫みうしなう

「猫の額」を比喩とせずまぼろしの庭にこびとを子は遊ばせる

うつぶせの背中はやがて山脈となっておまえを支えるだろう

(塔2016年1月号掲載歌・前田康子さん選)

☆゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・

作品合評は2回目。

1月号からは表紙が変わって温かみのあるイラストになっています。

うたらばブログパーツ短歌第89回「中」

一礼ののちに売場を下がる人の折目正しい気配はのこる

☆゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・

「うたらば」ブログパーツ短歌テーマ「中」に採用していただきました。

ブログパーツ短歌の投稿数が1000首を越えたらしいです。
6年前の第1回が55首だったことを思うと「うたらば」の躍進すごいですね。

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