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うたらば

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2015年6月

2015年6月30日 (火)

NHK短歌7月号

我知らず飛び出してゆく春の日のこころを体が追いかけてゆく

☆゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

お題「われ(私)」で佐佐木幸綱さんに佳作に選んでいただきました。

5月号の歌

目にうつる窓のすべてを海にして七里ヶ浜を過ぎる江ノ電

振動は腿へ響きは耳奥へ吸われて車両と一体になる

車内にて眠るあなたに刻まれた眉間の皺にゆび押しあてる

ふれる腕は快でも不快でもなくてただ穏やかな時間ながれる

冬萌のうぶ毛をあわくひからせて昼の木蓮ふくふく育つ

(塔2015年5月号掲載歌・池本一郎さん選)

☆゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・

2015年6月 2日 (火)

NHK短歌6月号

ミラの尾の十三光年あこがれはひっそりと引くひかりの軌跡

☆゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

お題「あこがれる」で栗木京子さんに佳作に選んでいただきました。
今月号から新しい選者さんですね。

4月号の歌

庭先に日々咲く花があることのよろこび知らず生きてきたこと

耳にした「帯の惹句」は何者か髭の横顔ふいに浮かんで

雑木林、雑貨、雑踏、雑司ヶ谷、冬の日向の雑の字を行く

夕暮のフードのファーをそよがせて止まない風が君の背にある

親不知ひとつなくして帰りくる子は夕冷えの気配をさせて

うつむいて髪すすぐときひかりつつ無防備になる背のまるみは

先送りしてゆく夢のきわに立ちいつか覚悟を決めて飛べたら

(塔2015年4月号掲載歌・江戸雪さん選)

☆゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・

新選者・江戸雪さんの選。
3首目を選歌後記で取り上げていただきました。

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