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2015年4月27日 (月)

3月号の歌

砂時計のなかを歩けばゆらゆらとゆがむ硝子にうつる冬月

降る砂の時の欠片を手に受けてあなたの日々をあたためている

絶好のチャンスだと言う手袋の白を正義のようにかざして

ポテトチップスの塩にまみれた冬の指はばたくことをためらっている

ベランダのシャツの手ざわりひんやりと今日の寒さの束を取りこむ

目のくらむひかりの窓のさびしさよ雨あがりひとり冬を迎えて

(塔2015年3月号掲載歌・永田淳さん選)

☆゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・

今月も新選者・永田さんの選でした。

題詠四季「甘」の歌を岡部史さんに選んでいただきました。
   ↓
うわずみをすくえば甘い歳月の隠し味には君の手が要る

1月号3首目の歌を選歌欄評で取り上げていただきました。(嶋寺洋子さん)

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