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2013年11月19日 (火)

10月号の歌

交響詩フィンランディアのひびくとき舞台に昏き錘はしずむ

弓を持つやさしき黒衣の者たちが暮れる世界に音を生みだす

君の弾くチェロのくすんだ色が好き歳月を経た木の幹の色

トライアングルを正しく叩く指先に音のゆらぎは収束される

三年が過ぎて心は穏やかだ君の舞台を見おろすときの

平成が四半世紀も過ぎたことを心のどこかで信じていない

くりかえすことのしあわせ何度でもホットケーキは円形になる

(塔2013年10月号掲載歌・花山多佳子さん選)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

7首目は結婚のお祝いにつくった歌です。
ホットケーキがキーワード♪

8月号2首目の歌を選歌欄評で取り上げていただきました。(宮地しもんさん)

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