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うたらば

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2012年12月10日 (月)

12月号の歌

人間が剥き出しになっていくような諍いののち夜は深まる

病床の母のかたわら姉といて支えられてる肉親と知る

母の髪をはじめて洗う指先に花の香りがゆらめいている

噴水の吹き出す水はひかりかもしれない指にふれぬかぎりは

ぬげやすいミュールを履いて歩くとき戸惑いながら踵はおちる

口数が少なくなってゆく夏のうつむく先にゆれるつゆくさ

(塔2012年12月号掲載歌・花山多佳子さん選)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

掲載歌を見て、少し大変だった今年の夏を思い出しました。
私は普段あまり現実そのものを歌にしないのですが、結社誌にはリアルなものがこぼれおちていくことがあります。
そういうものが淡い記録のように残ることも、いいものだなぁと思います。

今月は題詠四季にも掲載していただきました。
お題は「神」(小林信也さん選)
  ↓
ネ申と打つ指しなやかにひややかに何も信じていない速さで

「ネ申」に「かみ」のルビ。規格外ですみませんsweat01

塔12月号特集は年間回顧です。

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コメント

>噴水の吹き出す水はひかりかもしれない指にふれぬかぎりは

いいなぁ! (^^)
こういう作品をつくってみたいけれども、なかなかできません。

紀水さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
そんなふうに言ってくださって嬉しいです。
私は紀水さんのお歌の雰囲気に憧れています。
今月の中部短歌の八首、とてもよかったです(^_^)

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