« うたらばブログパーツ短歌「長」 | トップページ | NHK短歌10月号 »

2012年9月17日 (月)

9月号の歌

やわらかな鎌倉石を切り出して道をつくれば獣があるく

七筋の切り通しを持つ鎌倉はいつもどこかへ逃がしてくれる

神奈川県沖浪裏に迷いこみ飛沫をあびて笑ったんだよ

あきらめて楽になったよ背のびして背中まるめてゆらゆら帰る

まぶしさに慣れれば闇は深まって淡い影など隠してしまう

(塔2012年9月号掲載歌・小林幸子さん選)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

今月は久々に題詠四季にも掲載していただきました♪
お題は「望」(前田康子さん選)
     ↓
泥はねが乾いて色をなくすころ望んだ街を行く君の靴

« うたらばブログパーツ短歌「長」 | トップページ | NHK短歌10月号 »

塔短歌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/536119/55682862

この記事へのトラックバック一覧です: 9月号の歌:

« うたらばブログパーツ短歌「長」 | トップページ | NHK短歌10月号 »