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うたらば

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2010年12月

2010年12月30日 (木)

笹短歌ドットコム・佳作

放課後のドアをあければ匂いたつ絵具まっすぐ君の背を見る

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

先日の「部活動」の歌で佳作をいただきました。
ありがとうございます。
丁寧なコメントもいただいて勉強になりました。

短歌をはじめた一昨春からの投稿先で欠詠せずに続いているのはNHK短歌と笹短歌ドットコムだけかも…。
できればこのまま継続させていきたいものですが。

さて、今年もあと一日になりました。
来年も短歌&短歌でつながった人達との素敵な出会いがありますように。
皆さま、よいお年をお迎えくださいshine

2010年12月26日 (日)

うたのわ・5月~12月

名を知らず名を呼べないが春の野辺語りかけたい雑草の花

ゆっくりとメールを交わす待つことがやさしく満たすものをあつめて

紫陽花は輪郭あわく染めかえて涙たたえて梅雨入りを待つ
( 涙雨歌会)

声あげて駈けぬける子らのかろやかさ分けてもらおう初夏の水辺で

天上に浮かぶ小さなてのひらが金木犀の香を撒いている

十月の高い空から降りやまぬ木犀の香が胸にあふれる

ドアロック消波ブロックぼくたちは波打ち際で鍵をなくした

駅メロのさくらは秋に降りそめるまだ冷たさを知らない肩に

寝返りを打ちながら行く夜の隅メトロノームのきみの寝息と

湘南の文字の右側かくされて淋と見えたりホームにひとり

あたたかな午前の鉢に水をやる見守ることの既視感のなか

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

題詠blogからの転載分は除いてあります。
うたのわ、すっかり歌を載せるペースが落ちてしまいました。
このまま登録していていいのかなぁと思うことも…。
でも自分の短歌の出発点だから離れがたい気持ちもあるのです。

2010年12月18日 (土)

笹短歌ドットコム~部活動

放課後のドアをあければ匂いたつ絵具まっすぐ君の背を見る

八月の果ての空気を知っている水泳部員が絵のなかに棲む

恋をする水に絵具を溶くように水泳部員と美術部員は

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

笹短歌ドットコム、お題「部活動」で3首採用していただきました。
ありがとうございます。
部活動はあまりにも昔のことなので考えるのが難しかった…。
そのため今回はじめて虚構の世界をつくってまとめてみました。
こんな感じで…。
  ↓
美術部の部室は軋む旧校舎いつも口笛きこえるあたり
放課後のドアをあければ匂いたつ絵具まっすぐ君の背を見る
デッサンが基本なんです美術部はコンテ木炭ゆびを染めつつ
八月の果ての空気を知っている水泳部員が絵のなかに棲む
恋をする水に絵具を溶くように水泳部員と美術部員は
かろやかにカルキの味のキスをする水泳部員の彼は年下

6首目は投稿していないおまけの1首です。
内容的に流されてしまって短歌としては今一歩だったかも…。

ちなみに高校の三年間はバドミントン部だったのです。
それなので、かんなさんのこの歌にしびれました。
   ↓
地球へとシャトルは還り冬の日のバドミントン部の部室に眠る

2010年12月16日 (木)

なだらかな坂

送信と受信を隔つタイムラグためらいながらメールは届く

ゆるやかに失速をする言葉たち届かぬものを遠くながめて

「さみしい」と言う日々は過ぎ寂しさも消化試合のようになりゆく

なだらかな坂を見おろす視線ならきっとあなたを忘れてゆける

全身にねむりの潮の満ちてきてとぷんと今夜の夢にとびこむ

(塔2010年12月号掲載歌・小林幸子さん選)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

今回はタイトルつけるのに苦労しました。
4首目が題詠とほとんど一緒でちょっとびっくり☆
多分こっちを先に作ったのだと思うのだけれど…。

お知らせをひとつ。
久々にNHK短歌から電話をいただきました。
1月9日の「坂」のお題です。
よかったらごらんくださいtv

2010年12月 7日 (火)

そののち歌会(8月~11月)

室温を一度あげれば穏やかな寝息のひとは闇にほどける(室)

いっしんに乳を飲む子のくちびるに命なみなみとそそがれてゆく(飲)

写真には残せなかったあの人の表情だけにゆるされている(写真)

内輪差よめずにきみの古傷をひいてしまった夜の饒舌(乗り物)

プールからあがった後のけだるさにかすむ真夏の果ては見えない(長いもの)

色のない冬羽は冷えた空を打つ生きるためとは言わずはばたく(冬)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

8月下旬から時々参加させていただいている「そののち歌会」に出した歌です。
「そののち歌会」は、うたのわにも参加されているやねうらねこさんが主催するネット歌会です。
毎回15名程度の方が参加して、かなり深い鑑賞、批評が行われています。
私は学ぶことばかりなのですが、本当に勉強になっています。
誰でも自由に参加できる歌会なので、興味のある方はご覧になって参加されてみてはいかがでしょうか。

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