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うたらば

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2010年8月

2010年8月28日 (土)

064:ふたご(高松紗都子)

ふたご座のひとりっ子だというきみは人待ち顔で宇宙をあるく

2010年8月27日 (金)

063:仏(高松紗都子)

ももいろで表紙にしるす仏蘭西語十七歳の春はけだるい

2010年8月26日 (木)

062:ネクタイ(高松紗都子)

ぎこちなくネクタイむすびうつむいて玄関を出る逆光のきみ

2010年8月25日 (水)

笹短歌ドットコム・佳作

駆け引きの道具に堕ちた電話から言霊さえも滑り落ちてく

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

先日の「電話」の歌を佳作に採っていただきました。
久しぶりなのでうれしいです。

また、改作の歌についてもコメントをいただきました。

「電話よ」と母に呼ばれる思春期の恋は昭和の階段の下
  ↓
「電話よ」と母に呼ばれる思春期の恋は五月の階段の下

「ぐっと良くなりましたね。
詩的な広がりが出ました。」

お忙しい中、どうもありがとうございました。

061:奴(高松紗都子)

「好きな奴いるの」ではじまる恋があり秘めた思いは爪先あたり

2010年8月24日 (火)

060:漫画(高松紗都子)

思い出の『りぼん』をほどきあまやかな少女漫画に時をかさねる

2010年8月23日 (月)

059:病(高松紗都子)

得るものか失うものか病とは要再検査の文字は暗色

NHK短歌9月号

そういえば雨宿りしない人だった咳きこむようなメールが届く

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

同じ歌の記事、3度目で申し訳ないのですが、入選歌がNHK短歌9月号に掲載されました。
東直子さんのコメント。
「雨宿りしない人」というユニークな人物表現がよい。
雨をものともせずに歩く強引な性格がメールでも伺える。
それを受け取る側との関係性も興味深い。

ありがとうございました。

若い頃っていうのは多少、強引な人に心ひかれるものですよね。

2010年8月22日 (日)

笹短歌ドットコム~電話

「電話よ」と母に呼ばれる思春期の恋は昭和の階段の下

美しくひらかれた胸に深く打つ楔であった君の電話は

語るべき言葉などなくうつむけば無言電話のような暗闇

駆け引きの道具に堕ちた電話から言霊さえも滑り落ちてく

距離をおく、疎遠になるということば予言のように残る留守電

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

笹短歌ドットコム、お題「電話」で全首採用していただきました。
ありがとうございます。

次のようなコメントもいただきました。
1首目~「昭和の」は、ちょっと安易な説明的な表現かも。
上の句だけで昭和(あるいは平成初期)の風景だとわかるので、
「昭和の」というフレーズはないほうがいいです。
2首目~「言霊」が効いてますね。
最後~安心して読める作者です。(←sweat01sweat01

過分な御言葉をいただいて恐縮です。
まだまだ試行錯誤の私なのです。。
でも、これを励みにして頑張ろうと思います。

1首目改作
  ↓
「電話よ」と母に呼ばれる思春期の恋は五月の階段の下

2010年8月19日 (木)

058:脳(高松紗都子)

電脳がぬばたまの夜をぬりかえて光る画面にしずむ足あと

うたらば・ブログパーツ短歌「海」

きみの目に波うつ海があふれだす頬を寄せればほろにがい水

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

「うたらば」のブログパーツ短歌、お題「海」に採用していただきました。
前回に続いての採用でうれしかったです。
ありがとうございます。

前回にお話したとおり、「うたらば」は田中ましろさんが私財をなげうって作っている写真と短歌のフリーマガジンです。
フリーマガジンに掲載する短歌とブログパーツ短歌、配布店舗を随時募集中です。
詳しいことは、このブログの右上にある「うたらば」のブログパーツをクリックしてご覧ください。

2010年8月17日 (火)

057:台所(高松紗都子)

あかときの台所に立つ君の手がオムレツふわりとゆらす煉獄

空港へ

空港に向かうリムジン夕刻の工場群を置き去りにして

遠景の煙は空にねじれつつ固体のごとき質感を持つ

咲きそめる花にかこまれ錆色の車体工場ふいにはなやぐ

壁面に帆掛け船の絵を浮かばせて川崎ファズは海を見ている

膝の上の子をしっかりと抱くことをしずかに命じ機体は浮かぶ

離陸して右旋回する真下には地図に見まがう東京の街

機上より見れば険しい山々のすきまに沿って人は暮らせり

俯瞰して富士を見おろす機内より思いをはせる人の安寧

眼下には春の霞に覆われてわずかにゆらぐ水底の町

それぞれに白い翼をやすませて今日をかたどる夜の空港

(塔2010年8月号投稿歌)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

5月より塔短歌会に入会しました。

いつも歌を詠める(読める)自分の場所があればいいなと思ったのです。
なんだか少し落ち着けるような気がして。
それは「うたのわ」でも同じなのですが、活字への憧れもありました。
そして歌の世界が広がっていくことへの期待感も。

そういう訳なので自分自身に大きな変化はありません。
少しずつ新しい場に慣れていきたいと思います。
これからも今までどおりにお付き合いください♪

なお上記の歌は投稿歌なので実際に掲載されたのは5首になります。
投稿歌にするか掲載歌にするか迷ったのですが今回は前者にしてみました。

2010年8月 7日 (土)

056:枯(高松紗都子)

枯草に焔のにおう冬の野辺きみの背骨のかたちをなぞる

入選作の葉書が届きました

そういえば雨宿りしない人だった咳きこむようなメールが届く

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

先日の記事にしたNHK短歌「宿」の入選作なのですが、昨日、この歌がプリントされた葉書が届きました。
ありがとうございます。
差出人は「NHK短歌」スタッフ一同の皆様です。
宛先の下には「このたびは入選おめでとうございます。これからも「NHK短歌」へのご投稿心よりお待ち申し上げております」という御言葉と放送日が書かれていました。

昨年度は入選しても何もなかったはずなので、これは新年度のサービスなのでしょうか。
一枚の葉書ですが、とてもうれしい気持ちになりました。
そんな訳で投稿の際には住所もきちんと書いた方がよさそうです。

055:アメリカ(高松紗都子)

くちびるがつよがりを言うアメリカンチェリー無邪気に光らせながら

2010年8月 4日 (水)

054:戯(高松紗都子)

戯言と笑いとばしてほしかった清澄白河駅二番線

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