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2009年8月11日 (火)

折々のうた

今週は大岡信著「精選 折々のうた 下~日本の心、詩歌の宴」という本を読んでいます。
これは過去に朝日新聞に連載していた記事をまとめたもので、短歌や俳句に五行程度の解説がつけられています。
その中に少し考えさせられる内容がありました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

○水鳥の沈みて沼の重くなる     斉藤慎爾

水鳥が沈んだから、物理的に「沼が重くなる」わけではない。心理の出来事にすぎない。それが第三者にも納得できるなら、句は成功したわけで、この場合はうまくいっている。ただ事実の裏付けが希薄だから、いつも読者の共感を得られるとは限らない。さりとて事実べったりで共感を得るのはますます困難。では、たとえば右の句(上の句)はどこで納得できるのか。これ、大問題なんですね。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

・・・これは短歌にも通じることですよね。
たしかに普通とは違う視点から斬新な表現で詠みたいという思いはあるのですが、行き過ぎるとリアリティに欠けてしまう気もするし、難しいです。
でも上の水鳥の句の表現は良いなと思います。

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コメント

 わたしもそのように思います。
 わたしは、ついつい独り善がりな表現をしてしまったり、とんでもない方向に深読みをしてしまうことが多々あります。
 もちろん、それはそれで楽しいこともありますし、「飛躍」を怖れすぎてもいけないでしょうけれど、如何に表現して読者に手渡すか。伝わると伝わらないの境界線はわかりにくいけれど、常にそのことは考えなければいけないと思っています。

はづきさん、こんにちは♪
私も詠みに関しては冒険心が空回りしてしまうことがあります。
まず詠んで「これじゃ平凡すぎ。。」と直すうちに訳のわからないものになっていたり。
飛躍があるけれど伝わりやすいというのが理想なのでしょうが、やっぱり難しいですね。色々考えるのは楽しいんですけれどね。

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