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うたらば

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2009年8月

2009年8月31日 (月)

うたのわ8/31

台風が行けばあげるよ八月の名残のようなコバルトの空

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

台風が接近する中、明日の台風一過の青空を思って詠みました。
久々に明るい歌かな。。。♪

2009年8月29日 (土)

うたのわ8/29

涙には溶けてしまった猜疑心かわいた頃にそっと刺さるの

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

揃えている訳でもないのですが、最近なぜか涙の歌が続く「うたのわ」。
そろそろ明るい歌も詠みたいところですが。。
歌会もあるし、流れを変えていこうかなぁ~。
「くよくよすんな」と「あいうえお折句」、できれば参加したいです。

2009年8月28日 (金)

笹短歌ドットコム~海

耳の奥パルスの群れを走らせて蝸牛は波の音をあつめる

海賊はロマンのかけらを散骨し高速艇でマシンガン撃つ

つまさきで触れただけなら何もかも知ってるように語るな海を

手をひろげ君がおしえる海の中そこにわたしを入れてください

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

笹短歌ドットコム、お題「海」で4首採用していただきました。
ありがとうございます!
採用4首→2首→4首という流れなので悪くはないはずなのですが、いつまでたっても自信はつきそうにありません。。(^_^;)
ちなみに採用に至らなかったのは次の1首です。

海風を百年あびて塩漬けのみなとみらいは過去にかたむく

うたのわ歌会「手紙」

メールなき昭和の恋の正統の手紙の束は序章のままに

2009年8月26日 (水)

かとちえの短歌色物語・紺碧

深い青に溺れて泣いてしまうからまだ行かれない海に行かない

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

コメント「後半の句の、どこか不思議な言い回しが好きです」

2度目の投稿になる短歌色物語で優秀作に選んでいただきました。
前回に引き続きありがとうございます!
しかも「好き」という言葉をいただいてジンワリとうれしくなっちゃいました。
今回は最終回ということで優秀作も大サービスらしいのですが(笑)
掲載作の中に知っている方々が見受けられたことも嬉しかったです。
私は投稿を始めた途端に終わってしまった感じで残念でしたが、短い間でも素敵な場に参加できて良かったです。
また機会があれば是非ご一緒させていただきたいと思います。
最後に拙い折り句を。。。

書くことは永久のよろこび歌にのせ小さな夢と笑みをひろげて

2009年8月25日 (火)

モバ短投稿歌

「玉桂」折り句

高き空またたく星のかなしみをつめて明るむランプをともす

「泣く」

泣くことを自分にゆるす真夜中の月のひかりは胸にあふれて

「きらきら」

泣き顔を寝顔に変えたこどもから不意にこぼれた言葉がきらり

連歌「二人でいても孤独な夜明け」

光年の旅する星も消えてゆく二人でいても孤独な夜明け

「脱ぐ」

のびやかに夏の衣を脱ぎすてて無心にあびる今朝の涼風

「甲子園」青春折り句

恋ごころ映した夜のしじまから永遠を見るふたりの視線

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

最後の青春折り句には「甲子園」ならではのドラマがありました。
「青春」を見落として、ただの折り句を詠んでいたのです(汗)

この星に生まれて出会う四季のいろ絵の具こぼれた秋の公園

締切直前に気がついて差し替えたのですが青春というにはやや微妙な歌に。。
(若い恋の歌と言えないこともないかもですが~。。)
今度から出題文をよく読むことにします。今回はスミマセンでした。
この歌を選んでくださった方々、ありがとうございました!

2009年8月22日 (土)

うたのわ歌会「うた」

きみの詠む歌に潜みし黒点の光と闇をいとしく思う

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

うたのわ歌会「うた」の歌が披露になりました。(うたが4回も~)
これは「うたのわ」の最初の歌会ですね。
詠んだのは7/12だから、かなり前です。
モバ短の短い周期の歌会に慣れていると「うたのわ」の歌会はホントにのんびりしたものに感じられます。

さて、「うた」というお題からはあまり発想を飛躍させることができませんでした。それで(例によって)当時の自分の思いをそのまま歌にしてみました。

歌には明るく開放的なものもあれば、暗く内面に沈み込んでいくものもあります。
私は自分の痛みをあまり率直に歌にすることができないけれど、それこそ読んでいて辛くなってしまうような歌を詠まれる方もいます。
そういう歌には賛否両論あるようですが(好みの問題かな)人はやはり色々な面を持っているはず。
だから光が感じられる歌も、闇が感じられる歌も、どちらも好きだっていうことを言いたかったのです。
自分としても、できれば両方の歌を詠みたいし。。
拙い詠みになってしまいましたが、投票してくださった方、ありがとうございました。

今回はちょっと説明が長くなってしまいました。。(^_^;)

2009年8月21日 (金)

うたのわ8/21

泣くことを自分にゆるす真夜中の月のひかりは胸にあふれて

真夜中の涙をふくみゆらゆらと枕のなかに沈む汽水湖

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

基本的にモバ短・うたのわ間で歌の共有はしない事にしているのですが、今回は続きの歌を詠みたくなってしまったので。。

2009年8月20日 (木)

NHK短歌9月号

青林檎さりりと噛んで語りだす言葉はまるく美しくなる

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

「丸」のお題で今野寿美さんに佳作に選んでいただきました。
今野さん、いつもありがとうございます。
ちょっときれいにまとめすぎたという気がしないでもないですが。。
願望のような歌ですね。
それでもやっぱり選んでいただけるのはもちろん素直にうれしいです。

テキストの新・短歌ビギナーズの漫画のような挿絵がかわいくて好きです。

2009年8月18日 (火)

うたのわ8/16

忽然と消えた姿にとまどいて夜のネットの海をさまよう

2009年8月16日 (日)

モバ短投稿歌

「意地っぱり」

雨やどりしていたんだよ今ここで君に会ったのはほんの偶然

連歌「夕立みたいな恋をした夏」

かさついた心をふいにひるがえし夕立みたいな恋をした夏

「海洋生物」詠込必須

白雲の鯨がリアルに変わりゆく夢を見ている水底ふかく

「声」詠込必須

寂しさで死んだりしないひとりでも声高になく真夜中の蝉

「ピアノ」詠込必須

ピアノにはなれぬ身体を抱きしめてしずかにうたう再生のうた

「パープル」

まだなにも知らない君のかたわらで手にとる帯の古代紫

連歌「潤った心の芯がもう渇く」

潤った心の芯がもう渇く大暑立秋処暑をすぎても

「紅葉」隠し題

図書室でうつむく君を見た日から誘いたかった行こうよ海へ

「蝉時雨」折り句

席を立ち見上げる空はしずもりて暮れる窓辺の檸檬の匂い

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

隠し題は初挑戦でした。
折り句や隠し題などを考えるのは結構好きです。

2009年8月13日 (木)

うたのわ8/13

蝉時雨 肩にふりつむ涓滴の夏の夜の夢こぼさぬように

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

暦の上では秋ですが、まだまだ気分は夏なので。。
最近、地震が多くてちょっと心配ですが、お盆休みの季節、皆様お元気にお過ごしください。

2009年8月12日 (水)

折々のうた・その2

とりかえしつかないことの第一歩 名付ければその名になるおまえ
我が腕に溺れるようにもがきおり寝かすとは子を沈めることか      
                                 俵 万智

つねに何処かに火の匂ひするこの星に水打つごときこほろぎの声     
                                 斎藤 史

傷つけたことよりずっとゆるされていたことつらく椿は立てり
ヘブンリーブルー咲きつぎ知らぬまにひと傷つけてわれの谷底      
                                 江戸 雪

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ほんの少しですが心に残った歌を書きとめておきました。
「精選 折々のうた」次は上巻も読みたいと思っていたら中巻もあるみたいです。
今度図書館に行ったら探してみようと思います。

2009年8月11日 (火)

折々のうた

今週は大岡信著「精選 折々のうた 下~日本の心、詩歌の宴」という本を読んでいます。
これは過去に朝日新聞に連載していた記事をまとめたもので、短歌や俳句に五行程度の解説がつけられています。
その中に少し考えさせられる内容がありました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

○水鳥の沈みて沼の重くなる     斉藤慎爾

水鳥が沈んだから、物理的に「沼が重くなる」わけではない。心理の出来事にすぎない。それが第三者にも納得できるなら、句は成功したわけで、この場合はうまくいっている。ただ事実の裏付けが希薄だから、いつも読者の共感を得られるとは限らない。さりとて事実べったりで共感を得るのはますます困難。では、たとえば右の句(上の句)はどこで納得できるのか。これ、大問題なんですね。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

・・・これは短歌にも通じることですよね。
たしかに普通とは違う視点から斬新な表現で詠みたいという思いはあるのですが、行き過ぎるとリアリティに欠けてしまう気もするし、難しいです。
でも上の水鳥の句の表現は良いなと思います。

2009年8月10日 (月)

モバ短投稿歌

「バス」詠込必須

ずぶぬれの重い制服ひきずって駈けこむバスは夕餉のにおい

「やかん」詠込必須

身のうちの熱もてあましぐらぐらともがくやかんの哀しき夏日

連歌「好きなだけ鳴いて喚いて消えてゆく」

好きなだけ鳴いて喚いて消えてゆく舞台女優の顔して君は

「夏の定番ソング」

動かない風をふたりで探してたカナリア諸島は永遠の夏

「花火」

まなうらに夏の光をとじこめてこころに映す夜の向日葵

うたのわ8/10

きよき水ながれる夢の裏側の黒くよごれる歳月だった

2009年8月 7日 (金)

うたのわ8/7

立秋のかそけき風を掌にのせて残暑の街にひとり踏み出す

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

「掌」は「て」と読んでください。

「うたのわ」歌会「うた」の選歌がはじまりました。
43首から2首を選ぶのは大変です。
色々な歌が読めるのはとても楽しみなのですが。。

2009年8月 6日 (木)

短歌をよむ・その2

「短歌をよむ」を読み終えました。
その中で心に残った文章をいくつか挙げてみます。

○短歌にするということは、非常に主観的な感情を、一度客観の網にくぐらせるということである。主人公の自分を見つめるもう一人の自分がいなくては、定型にしあげることはできないだろう。

○歌をつくりはじめたころというのは、歌にしたいという何かが心のなかにあるのだけれど、なかなかそれを言い表す言葉が見つけられない。見つけられずにもがく。三十一文字という形式にも慣れず、じたばたする。このもがいたり、じたばたしたりすることが、意外と大切なのだろう。

○ところが次第に慣れてくると、適当なところで、すっと言葉が見つかったり、ほどほどのところでさっと三十一文字にまとまったりするようになる。違う違うこの言葉じゃない、もっともっと心に近いものを、というしつこさを発揮するまえに、カタチになってしまいがちなのだ。

○結局は生きたぶんの重みが、短歌を支えるものとなる。ならば懸命に歌いつづけようとすることは、懸命に生きようとすることだ。深く歌おうとすることは、深く生きようとする願いを持ちつづけることだ。

平易で読みやすい文章でしたが考えさせられることも多々ありました。
折々に読み返してみたいと思います。

2009年8月 5日 (水)

短歌をよむ

近所の書店で偶然に見かけた岩波新書「短歌をよむ」(俵万智著)を買ってきました。
「短歌パラダイス」より更に古い1993年に書かれた本で「短歌を読む」「短歌を詠む」「短歌を考える」の三部構成になっています。
その中に俵さんが「心の花」に歌を送り選を受けていた頃に気をつけていたというチェックポイントが載っていました。

○心の揺れがあるか
○比喩が安易でないか
○言い古された表現ではないか
○背伸びして難しい言葉を使っていないか
○感動のモトがちゃんと伝わっているか(嬉しい、を百回くりかえしても、なぜ嬉しいのかは伝わらない
○リズムがぎくしゃくしていないか
○もっとクローズアップできないか。あるいはもう少し距離をおいたほうがよくないか
○自分らしくない言葉遣いをしていないか
○隠していることはないか
○カッコつけてないか

これを全部クリアするのは大変な気もしますが、大事なことがたくさん含まれていると思います。

2009年8月 4日 (火)

うたのわ8/4

青い薔薇は紫にしか見えなくて不可能なものはあっていいのに

線香花火

空を染める
大輪の花火もいいけれど
あなたの指先で
ふるふると揺れる線香花火
その真紅の球体は
生まれたての星のようで
あぶなげで はかなげで
目を離すことができない

まるで
小さな星の一生のように
宇宙の命をとじこめて
ゆらめいて きらめいて
一瞬の闇にすいこまれてゆく

2009年8月 3日 (月)

モバ短投稿歌

「部活」

ラケットの風切る音が好きだった記憶めざめる水鳥の羽

「麺類」詠込必須

素麺をゆであげるほどの時間にてつるりと君をぬぎすててゆく

連歌「強がりを支えきれなくなっていて」

強がりを支えきれなくなっていて百羽の鳥に思いを託す

「光」

睫毛ゆらす金の光が鳥になりまどろむように舞い降りる午後

「朝顔」詠込必須

朝顔がゆれる浴衣の少女からみなとみらいが過去形になる

「曜日」詠込必須

月曜の朝に浮かんだけだるさをぽんと蹴上げる八分音符

「肌」詠込必須

つなぐ手の汗ばむ肌のぬくもりは君の生まれた九月の微熱

2009年8月 2日 (日)

NHK短歌8/2「煙」

絶望に遅れて希望がやってくる砂煙たつグラウンドの果て

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

本日のNHK短歌お題「煙」で今野寿美さんに特選二席に選んでいただきました。
ありがとうございました。

北から順に読まれているはずなのに自分の歌が出てこなくて緊張しました。
(まさか特選三首に入るとは思わなくて。。sweat01

今野さんはスポーツのシーンか心象風景。。と評されていましたが、後者が正解です。
実は電話でも「高校野球の風景では?」とNHKの方に尋ねられたのでした。
そう言われてみればそう見えてくるのが不思議な感じです。

5か月前に短歌を始め投稿するようになった頃、朝日歌壇やNHK短歌にいつか載る日が来ればいいなぁと思っていました。
それだけに結構感慨深いものがあります。
もちろん実力が伴っていないことは自分が一番よくわかっているので、これを励みにして今後も長く短歌を続けていきたいと思います。

2009年8月 1日 (土)

うたのわ8/1

訣別ののちに海馬が走りだしわたしはきっと忘れてしまう

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

実はこの歌、笹短歌(お題「海」)用に考えていてまとまらなかった歌なのでした。
それが一応完成(?)したので「うたのわ」に載せました。

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