« 099:戻(羽うさぎ) | トップページ | 100:好(羽うさぎ) »

2009年6月16日 (火)

氷河期

凍える指で
太古の化石を掘り出すように
人の心の琴線に
そっと そっと
触れてみたいのだ

数百 数千の
言葉を尽くしても
伝えることのできないもの

そのときの
指先の痛みは
もどかしく揺れる
心の惑いにも似て
ひっそりと
氷河期の闇に対峙している

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

開設以来、短歌ブログとして続けてきましたが、ふと過去に書いた詩も載せてみようと思いました。

これはずっと以前に地方新聞の詩壇に投稿して掲載されたものです。

そのような詩がいくつかあるのでまた短歌の合間に載せるつもりです。

« 099:戻(羽うさぎ) | トップページ | 100:好(羽うさぎ) »

」カテゴリの記事

コメント

この詩、素晴らしいですね。
いつもなら、言葉が出るんですがあまりに感動してうまく言えません。

人の心に触れるとき、氷河期の闇に対峙している。

そうなんですよね、人の心はそれくらい慎重に慎重に向き合わないといけないんですよね。
よく詩集を読むんですが、こんなに繊細に人の心をどう扱えばよいか描かれた詩には出会ったことがありません。
僕のblogで紹介したくなります。
また、「詩とファンタジー」の詩のUp楽しみにしてます。

我唯足知さま♪

コメントありがとうございます!
この詩を書いたのは10年ぐらい前になります。今頃になって掲載するのは少し恥ずかしかったので、そのように言っていただいてありがたいです。改めて今読んでみて自分はそんなにきちんと人の心に向き合っているかなと思います。反省すべき点が多々あるような気がします。
過去に置き去りにしていたような詩に我唯さんが光を当ててくれたことが嬉しいです。
「詩とファンタジー」の詩はどちらかというとポエム的な感じなのであまり心に響くものではないかもです(汗)こういう商業誌に載ったのもブログに掲載していいのかな?よくわからないのでもう少し様子見てから考えてみますね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/536119/45360059

この記事へのトラックバック一覧です: 氷河期:

« 099:戻(羽うさぎ) | トップページ | 100:好(羽うさぎ) »