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うたらば

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2009年5月12日 (火)

001:笑(羽うさぎ)

おはようとおやすみまでの間には何度笑っていられるだろう

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題詠blog2009」カテゴリの記事

コメント

 はじめまして、はづき生と申します。
 少し前から、あ、この短歌いいな、と思ったのが羽うさぎさんの短歌で、それが何度かつづきまして、気になっていました。
 とうとう題詠blogに参加されましたね、楽しみにしています。


おはようとおやすみまでの間には何度笑っていられるだろう  羽うさぎ


 一首目が、とても気になりました。
 題の「笑」がきちんと中心に詠みこまれていますね。
 気になった箇所は複数で、おはようとおやすみの間、何度、笑っていられるだろう、です。
 なぜ、おはようとおやすみの間なのだろうか、という、ある意味、当たり前ともとれる期間の設定が気になりました。人によっては、生きている間、人生の間などとする人もいるかもしれません。これらはすべて、よくある期間設定のひとつですけれども、その中から、おはようとおやすみの間、を選択したということは、それが重要であり、おはようとおやすみの間が作者にとって、普段の生活の中で、認識する上で基本となる大事な期間なのだな、ということを想像させます。たとえば「人生」などよりも、よりクローズアップされて、実生活の中なのだな、と想像させます。
 次に、何度、笑った回数をとりあげている点です。もちろん、笑いの内容というものもあるのでしょうし、作者の中でその規定はされているのでしょうけれども、少なくともここに、その回数についてのこだわりが示されています。きっと回数も、笑いの内容におとらずに重要なのです。それはたとえば、作者の規定する笑いは「心からの笑顔」であったとすれば、それ以外の笑いもありうるわけで、ほかの笑いとの対比が心の中でされている、とも考えられます。もちろん、その逆の場合もありえて、この場合にはよりシニカルな内容となるでしょう。この、回数へのこだわりは、じつに多くの波紋を投げかけています。
 題であるから、笑っていられるだろう、となるのは当然といえば当然ではあるのですけれど、やはり実感に根ざしたものを感じます。

 羽うさぎさんの歌は、パッと見わかりやすいというか、しみこみやすく、口誦しやすいですね。言葉のとりあわせが、当たり前のものを意外にとりあわせたり、ハッとさせられること、深く考えてしまうこと、よくわからないけれどたしかにこの感覚! と感じ入ることなども多いです。

はづき生様

はじめまして。コメントありがとうございます。
題詠blogには遅ればせながら参加することにしました。完走できるか心配ですが頑張ってみますね。

さて私の「笑」の歌を丁寧に読みとっていただいてありがとうございます。私は短歌を始めて2か月なので今はただ歌を詠むことに精一杯という感じです。(もちろん楽しんでますが)そのため歌の内容についてあまり深く掘り下げて考えたことがありませんでした。だから今回のはづき生さんの評はとても興味深くて嬉しかったです。

この歌の「おはようからおやすみまで」というのは文字通りその一日ということです。普段の日々の中でどれだけ笑っていられるだろうかという思いをそのまま歌にしました。
どちらかというと作り笑いのようなものまでは回数に含ませて考えていませんでした。楽しく笑いながら日々を過ごせるだろうか(過ごしたい)という気持ちです。だからそこまで考えられたはづき生さんの洞察力はすごいと思います。

あと私の歌へのお褒めの言葉もありがとうございます。わかりやすいのは技巧がないからですよ(笑)
初心者で分からない事ばかりですが折角始めた短歌を長く続けていきたいと思っています。はづき生さんは短歌を長くやっていらっしゃるのかな。今後ともどうぞよろしくお願いします。

 おもいのまま、すっと作った歌でも、知らずのうちに詠みこまれていることが多い、と私は思っています。そういった意味で、深読みだったかもしれませんが、読んでみました。
 技巧、いわゆる技巧という形と認識で駆使されてはいないとは思いますが、センスという形で技巧はあらわれていると思います。すっと読める歌、しみいる歌、印象的な歌などは、なかなか作れないものです。わたしもかなりたどたどしく、失敗しているものばかりです。
 わたしの短歌暦は、1年ほどです。

お返事ありがとうございます。
はづき生さんは1年間短歌を詠んでいらっしゃるのですね。
私は本当に駆出しなので1首作ってはあれこれと思い悩む日々です。でもそれがまた楽しくもあるので怖いもの知らずに色々投稿しています。
今回はづき生さんにコメントをいただいて他者の歌を鑑賞することの大切さに気づきました。今までは、あ、いい歌だな、この表現は素敵だな、と思う程度だったので。これからはもっと丁寧に考えてみたいと思います。

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